安全かつ高品質な食用大豆を輸入するという目標に向けて、山口物産では10年以上前から現地の生産農家の中に飛び込み、現地での活動を推進してきました。
実際に食用大豆の育成に携わり、生産農家さんとのコミュニケーションの中で食品用大豆を育てるということはどういうことか?ということを学び、また食品用大豆に求められるものはどういうことなのかを伝えてきました。
現在、そうした活動と生産農家さんとのコミュニケーションを土台として、オハイオ、ミネソタ、アイオワを中心に食品用大豆(主に豆腐用、味噌用、納豆用)、有機大豆を取り扱い、その他アメリカ各州、カナダとの取引も進めております。
輸入において各地域に生産農家さんが自社選別工場を持ち、選別を行うことでロットナンバー管理を実行しております。
また、ロットナンバー管理と生産農家さんからの大豆栽培履歴を併用することで、
だれがどの畑でどのように栽培したか?
その大豆にどのくらいの農薬が使われたか(適正か?)
いつ収穫を行ったのか?
それらの情報を統合して、輸入大豆の安全性を追求しています。
その一方これらの情報は、分離流通の正確さを証明することのみに使われるだけでなく、直接生産農家さんとコミュニケーションをとることで品質と安全性の向上にも役立てています。
こうした相互情報交換は選別工場における選別技術を上げるだけでなく、生産農家さんにとって大豆を栽培する経験を一年一年積み重ねてさらに良いものを、また食品用大豆として安全なものを栽培するという意思付けの源となっております。
食品用大豆を栽培する農家さんには自分の育てた大豆がどのように加工され、食品となるか実際に体験してもらうこともあります。
日本へと渡り、豆腐を食べていただきました。
複数年にわたり流通〜畑までの品質管理をしており生産農家さんと共に将来に向けての大豆栽培に意欲的に取り組んでおります。
その他別地域の大豆:その他アイオワ、ミズウリにおいてもNon−GMO大豆を取り扱い、有機大豆、納豆用大豆も取り扱っております。