先日、神奈川学園の生徒さんから電話があり大豆のサンプルが必要とのこと。
どうやら学園祭にて大豆をテーマにしてクラスで発表するとのことです。


そんな中、クラス担任の先生との話の中で生徒に講演をとの話が出たので、大豆の啓蒙活動をしてくれる生徒さんということで、神奈川学園に行ってきました。






文化祭発表のテーマは5つに分かれ
大豆の歴史、遺伝子組み換え、ＴＰＰと大豆、食糧問題、バイオマス
と各班に分かれてそれぞれ調べて発表するとのことです。







講演では日本とアメリカの大豆の歴史とその経済流通をメインに話しました。
なかなか用意した話の全てを話せるわけではないですね。








最後は質問の時間。
皆さん積極的に質問をしてくれました。
流石に自分たちでクラスのテーマを大豆にするだけあって、質問の内容もたじたじです。


文化祭は9月22日23日休日になります。
一般の人も入れるとのことで２Ｂの展示にいかれてはいかが？

9月14日　台風18号の動きが気になるところ





畑の状態チェック
最初に目を引いたのは茨城在来の莢付の良さ！






4品種の枝豆、全体像はどれも同じように見えますが・・・










「丹波白」元々京都府山間地帯で栽培されている品種
　開花までは順調でしたが莢が思うように膨らみません











「ハトこ○し」発芽率良し・初期生育著しく背丈も立派なのですが
　こちらも莢付はいまいち・・・











「こうざき在来」千葉県の在来種　環境にも素直に適応
莢付も良く多収が見込めます














「茨城在来」7月の播種後、発芽率が悪く、2度に渡る蒔き直し
　生育も遅れて今年は失敗かと思いきや・
　8月お盆から急激に回復して見違えるような出来！











こうざき在来と茨城在来はすでに甘い香りが漂っています(ホントです)

8月18日　農家さんが防虫ネットを撤去してくれました














（画像手前3列）生育が悪かった茨城在来も他の品種に追いついてきました










徐々に開花が始まっていますね
「丹波白」と「ハトこ○し」が早いようです





ものの見事に倒伏してしまった「丹波白」は支柱立を検討












9月3日生育旺盛な「丹波白」と「ハトこ○し」











倒伏しないよう農家さんが支柱を立ててロープを張ってくれました

ほぼ全量開花しましたが・・・
過去の例からも莢が膨らむかは別問題
丹波白（産地は京都府）とハトころし(岐阜県)が練馬の気候に適応して美味しい枝豆に育ってくれることを願っています！

8月9日　千葉県神崎郡　契約大豆の圃場チェック













雨不足で全体的に背丈が低く、一雨ほしいところ
9月上旬再訪問予定







8月20日　滋賀県近江八幡、契約大豆は在来種の「みずくぐり」







農家さんによれば8月15日に開花し始めた模様
こちらもやや背丈は低く花芽も若干少なめ？






こちら先ほどから8キロ離れた「権座在来」の圃場
今年はすこぶる順調(写真は大豆生産農家さん）












昨年とは比べ物にならないほどの出来
場所によって色々ですね・・・











8月24日　茨城県　つくばみらい市













連作障害？　高温障害？　生育不良？
この状態で開花しています







同じくつくばみらい市の別圃場
先ほどから北に3㌔ほど離れた場所にも関わらず、こちらは最高の出来









花芽の数も多く多収が見込めそう




9月に入り台風シーズン到来
豪風雨にも負けず、たくましく秋を迎えていただきたいものです

8月20日　佐賀県鹿島市、ＡＭ11時30分を過ぎると見る見るうちに引き潮に（驚







干潟体験に挑戦

















『ガタスキー』と呼ばれているボードをお借りしてムツゴロウを捕まえようにも敏速すぎて全く追いつきませんでした(笑









お遊びはさておいて鹿島市を皮切りに嬉野市～小城市～神埼市と圃場を視察
あくまでも私見ではありますが、九州地区の場合7月の麦収穫が遅れると大豆の播種も当然ずれ込むので適期に蒔かれた畑は「最高に良い状態」でしたが
いかにも播種が8月にずれ込んだ畑は発芽率も悪く見受けられました









熊本城を拝見した後、益城・阿蘇地区を視察
















水田と交互作の圃場より畑作地帯の方が良い状態







お米も見た目は良い状態ですが、なんせ今年は気温が高く（長崎・佐賀・熊本は観測史上最高気温）
夜間も２５℃以下にならないため、品質を心配する声もちらほら・・・