この時期になると毎年恒例の味噌仕込みがあります。
神崎自然塾さんのご協力で、地元産の神崎在来を使った味噌になります。









使われる麹はこれまた自然塾さんの所で作られたコシヒカリ１００％、
白米ではなく発芽玄米を使用した麹になります。
特徴としては、やや発酵は遅れ、味噌カスの歩合は大きくなりますが、風味、旨み等は白米よりもより深くなります。









塩と麹を混ぜます。
家族参加なので子供たちもお手伝いです。














ゆでた神崎在来大豆に先程の塩麹を混ぜて・・・・
ミンチの機械で味噌ペーストを作ります。











味噌を仕込む容器に関しては、過去はおのおのめいめい好きな容器を持ち寄ったのですが、小型のタッパーだったり、発酵がうまくいかずカビが発生してしまったりと、せっかく味噌を仕込んでも上手くいかない人もいたので、思い切って自然塾さんに容器の確保を依頼。
特殊な容器で発酵が良く進むのと、安定するとの容器で仕込む形になりました。
もちろん再利用可能なので、来年も使えます。















味噌仕込みがひと段落したら昼食です。
神崎自然塾で取れた野菜、作った餅等美味しく頂きました。
ごちそうさまです。

1月18日（土）ＡＭ6:30
滋賀県近江八幡市から25年度産のみずくぐり入荷されました










生産者は「近江園田ファーム」
とりあえず今回はトラック1台分450袋／30ｋｇ
実はこの「みずくぐり」収穫作業を終えたのは1月14日




超晩生品種に加え秋からの天候不順の影響で年越してしまいました
今日現在も乾燥調製が行われているようです

















こちら15日に伺った同じく「みずくぐり」の生産者である西河さん所有の調製設備










新設の色彩選別機です













調整前の「みずくぐり」はこんな感じ










調整後はこのように













美味しいお豆腐になりそうです！

1月15日　ＡＭ9時　青豆の新大豆を引取りに伺ったところ















偶然にも近江八幡市で生産された大豆の等級検査日でした
















本日の検査対象大豆は滋賀県奨励品種であるコトユタカ・タマホマレ・フクユタカの3種

コトユタカ＜滋賀県内で徐々に生産量が増えている新品種、油揚げに向いている
見事に揃った粒先
見た目は最高！


フクユタカ＜日本で一番生産されている優良品種
小粒傾向が気になるところ

タマホマレ＜味に定評がある品種
中粒比率が高いが1等比率が高そうです












現場は活気があります












こちはら弊社が特別に生産をお願いした25年度産の青大豆


















24年度産よりやや小ぶりですが色は深く入っていて
綺麗な青色豆腐になりそうです













先ほどから気になっておりましたビックサイズの計量機












キャベツのコンテナ丸ごと量るそうです


聞きそびれてしまいましたが500㎏ぐらいまで量れるのかな？

１月９日　AM６時
北海道の倶知安（ニセコ）からユキホマレ
南幌町(空知)からトヨムスメ










２０ｔトレーラーで合わせて６６０袋／３０ｋｇ
例年より１ヵ月遅れの入荷











「ユキホマレ」
今となっては北海道大豆の代名詞
道内でダントツの生産量を誇っています














３等級ですが豆はきれいに磨かれています
やや小ぶり












「トヨムスメ」
需要のわりに生産量が少ない品種










２等級ですが、かるい再調整で煮豆用に向けられそうです



近年播種前契約も困難になっていますが加工適正に優れ
お豆腐屋さんに限らず味噌屋さんにも人気の商品です

新年明けましておめでとうございます。

山口物産社員一同今年も大豆の専門家としての責任を一身に背負い精進していきたいと思います。

本年は円安による輸入原料の高騰化が業界を大きく動かす年になると思われます。
またそれに伴い国産の原料のみならず、ほぼすべての物が上がりコストへの影響が懸念されます。

しかしながら、長年問題視されていたデフレからの脱却という意味ではその方向に社会全体が動いており、弊社ではさまざまな提案をさせていただきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いします。