種まきの季節がやってきました
5月10日(日)
本日は茨城県結城市
町のお豆腐さん企画で「大豆の種まき」に行ってきました
「豆腐加工用大豆」ではなく「枝豆用」です。
7月上旬には食べ頃(生育期間約85日)になっていると思います
昨日、弊社に北海道の生産農家さんから「種子用大豆」が届いていないと連絡があり、慌てて出荷いたしました。
遅くとも15日までには播種するとのこと・・・
北は北海道から順に、播種時期を迎えました
「乾燥大豆」は種蒔きから収穫に至るまで約140日。
昨年は干ばつ気味で種豆の「蒔き直し」が多かったですね。
全国の生産農家様、今年もよろしくお願い致します
H・Y
国内情報 | - | 2009/05/10 日 18:34
熊本県の在来大豆
先月下旬、在来大豆の情報入手のため熊本県の農業研究センターを訪問した時のこと
研究センターで「みさを」と呼ばれている大豆を拝見させてもらいました
思っていたより偏平で、茶目の小粒品種
今回情報を提供してくれたのは地元で有機野菜を販売しているMさん
「みさを」を使用しているお知り合いのお豆腐屋さんがいるとのこと
Mさんの計らいでお伺いさせていただきました
あいにく「みさを大豆」のお豆腐にありつけなかったのですが、弊社おすすめの某在来大豆との物々交換を申し出たところ、商談成立!
「みさを大豆」は私が今まで見たことがないタイプなのでちょっと嬉しいです
コレクションがまた一つ増えました
マニアックなお豆腐屋さんへ・・・
試しに(少々)お豆腐にしてみませんか?
H・Y
国内情報 | - | 2009/04/14 火 21:47
在来種の名の由来 《みずくぐり》
滋賀県には「みずくぐり」という在来大豆が存在します
私、数年前からこの大豆の名の由来が気になっておりまして・・
今年1月のこと、滋賀県高島市の農業振興課のOさんに調査を依頼したところ
「水くぐり」と書いて字の如く「水を潜る(くぐる)」という意味。
その理由として、昭和40年代後半までは大豆は「たんぼの畔(あぜ)」に植えられており、水はけの悪い場所では栽培に不向きな品種が多い中で「湿潤に強い豆」と言う所から名づけられた。
この時点では「仮説」だったのですが先週末、研修目的で東京に来られたOさんと地元生産者方々の更なる調査によりますと
「水に冠水しても大丈夫なくらい水害に強いと言われるところから」というご回答。
実際に「みずくぐり」を栽培してきた農家さん共通のお話ですので信憑性高いと思います!
国内情報 | - | 2009/03/18 水 18:32
09年 味噌仕込
2月22(日)快晴
昨年に引き続き千葉県神崎町の農家さんと一緒に味噌仕込みを行いました
参加者の中心は「町のお豆腐屋さんと(お豆腐屋さんの)お客様」
総勢50名で約80kgの仕込作業
子供たちが多く、大変にぎやか
昼食にはちょうど一年前に仕込んだ「08年産手前味噌」の試食会、大きな鍋で農家のおばあちゃんが味噌汁を作ってくれました
皆さんで完食!
ところでこの「08年産手前味噌」は皆様のお口に入るまで一体どれくらいの月日を要しているのか?
お米はの作付は07年5月上旬、大豆作付けは同年7月上旬
収穫はと申しますと
お米は9月上旬、大豆は11月下旬・・・
そして味噌仕込みが08年2月中旬・・・
お米の作付けから数えますと約22ヵ月!
ちなみに、本日仕込んだ「09年手前味噌」は参加者方々に数キロお持ち帰り頂きました
皆様「天地返し」お忘れなく。
そしてまた来年是非ご参加ください
作るも楽しみ、食べるも楽しみ・・・
国内情報 | - | 2009/03/03 火 20:31
農閑期
1月の中旬 KさんとHさんご紹介のもと、念願の生産者さんにお会いするため雪景色の滋賀県高島市を訪れました
「日本の名水100選」に選ばれているこの地域は湧き出した水が水路をたどって民家の軒先の壺池に入り人々の生活用水になっていました。初めてみる光景!「川端(かばた)」と呼ばれており、水を大切に扱う習慣が今もなお受け継がれているようです
古き良き時代の香りが漂っておりました。
時間を気にせずゆっくりお話が出来るこの時期(農閑期)が生産者さんとの関係作りには最適です
しかも今回は紹介者のお二方も立ち会って頂いたので話はどんどん良い方向へ!
在来品種(大豆)の話で盛り上がり3時間以上たっても話が尽きず、仕事で来ているのも忘れてしまうほど楽しいひと時でした
おととい紹介者のHさんから一本の電話
先日お会いした生産者さん数名が弊社のお客様(お豆腐屋さん)を見学希望されていると・・・
この時期ならではのうれしいお話です
早速連絡したお豆腐屋さんも大歓迎とのこと
私の中では種まきはもう始まっているのです
今年も豊作になりますように・・・
H・Y
国内情報 | - | 2009/02/02 月 22:31